猛暑到来!! 光老化のメカニズムとその対策①
こんにちは
先日、ウェザーニュースは2023年の夏の暑さの見通しを発表していました。
今年の夏(7月~9月)の気温は、全国的に平年より高く、暑い夏になりそうです。
7月下旬から8月初旬にかけて暑さのピークを迎え、太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しが重なるタイミングで西日本や沖縄を中心に猛暑となるようです。
猛暑ということはもちろん日差しも強く、紫外線の影響も大きくなるということ。
紫外線が私たちの肌に及ぼす影響は「シミ」「しわ」「たるみ」など計り知れません
紫外線の知識とその対策方法を知っているかいないかで、数年後の肌の状態が変わると思っています。
というわけで今回は、
『猛暑到来!! 光老化のメカニズムとその対策』
についてお伝えしていきます
短時間で読みやすいように、ポイントごとに全2回で解説していきます。
第1回目は「光老化のメカニズム」についてお伝えしていきます。
一生使える知識になりますので、ぜひ最後までお付き合いください
タップできる目次
【そもそも光老化って何??】
生まれたばかりの赤ちゃんのときは、誰もがプルンプルンの肌ですが、年齢を重ねるとともに、お肌の悩みがでてきますよね。
それは誰にでもやってくるもので、加齢による自然な老化が原因だったりします。
その自然な老化に紫外線をはじめとする光が加わって老化するものを「光老化」といいます。
シミやしわは、自然な老化でもできますが、特に光老化によるしわは深く長く、また肌に黄ばみやごわつきもでてきます。
紫外線があまり当たらない「二の腕」や「内もも」は肌のきめが細かくきれいなのは、紫外線ダメージを受けていない証拠とも言えますね♪
【光老化は老化の原因の80%】
最近では加齢よりも光老化のほうが皮膚の老化の大きな要因だとも言われています。
米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology=AAD)では、老化の約80%が加齢以外の紫外線による光老化など外部環境が影響していると発表しています。
つまり、紫外線対策こそが最強のアンチエイジングなのかもしれません
【紫外線について】
紫外線とは太陽光線の中に含まれる光の一種です。
数十年前までは、今ほど紫外線による光老化は問題にされることはなく、むしろビタミンDをつくるために、たくさん浴びるほうが良いと言われていました。
ビタミンDは不足すると、肩こりや腰痛、抑うつ状態、歯や骨の弱体化などなど、免疫力低下までさまざまな症状が出たりします。
そんなビタミンDは、人間の体内で合成することができるビタミンで、生成するには太陽の光に当たることが有効な手段と考えられていたのです。
もちろん今でもビタミンDをつくるには紫外線が必要なことは変わっていないのですが、それ以上に大きな問題があることがわかってきました。
それは紫外線を浴びることによる身体やお肌の老化「光老化」です。
最近では日本や海外の医学会やWHO(世界保健機関)が、紫外線が皮膚、眼、免疫システムに及ぼす悪影響があることを認めています。
【肌に影響を与える紫外線】
肌に影響を与える紫外線には、UV-AとUV-Bの2つがあります。
【 UV-A 】
ざっくりと言えば、日差しを浴びた後、「肌をすぐに黒くする」紫外線のこと。
これがメラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)を刺激することで、メラニンが生成されて色素沈着が起こります。
皮膚の深い部分である真皮や皮下組織にまで届くほど波長が長いものです。
線維芽細胞にまで損傷をあたえることで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの分泌量が低下してしまうので、光老化の主な原因だとみられています。
そのため肌へのダメージも深いです。
日焼けするとサンタンと呼ばれる皮膚が黒くなる状態がUV-Aの日焼けの特徴です。
天気が曇りの日でも、また屋内のガラス越しにも降り注ぎます。
シミやしわ、肌の弾力も奪われてしまいますし、またメラニン色素の合成を増やして、シミが目立ってきます。
肌に赤みや炎症が起きにくいので気が付かないうちに、紫外線を浴びていることがあります。
また、皮膚がんの原因になることもあるため、注意が必要です。
【 UV-B 】
ざっくりと言えば、「肌に炎症を起こさせる」紫外線のことで、肌がヒリヒリするやけどのような状態になります。
UV-BはUV-Aよりも波長が短く、そのため肌の表面にしか届きませんが、皮膚に直接ダメージを与えます。
これはサンバーンと呼ばれるもので、日焼けすると肌がヒリヒリして火傷のようになる状態です。
地表に降り注ぐ量としてはUV-Aほどではありませんが、シミやそばかす等に加え、皮膚がんの原因になることもあります。
ターンオーバーを乱したり、バリア機能を低下させるので、乾燥や毛穴のくすみの原因を招きます。
ちなみに、1年のうちでは春から初秋にかけての季節がいちばん強く降り注ぎ(4~9月に1年間のおよそ70~80%)、1日のうちでは正午をはさむ数時間が強いといわれています。
(夏の10:00~14:00に1日のおよそ60%)
「光老化のメカニズム」のまとめ
今回は光老化のメカニズムについて解説していきました。
いつまでも若々しくいたいと思うなら、老化の原因をしっかり学んでおくことはとても重要です。
老化の約80%が加齢以外の紫外線による光老化など外部環境が影響しています。
ということは、紫外線対策こそが最強のアンチエイジングになりえるわけです
ですが、この紫外線対策がくせもの。
間違った方法で対策されている方がほとんどです
次回は正しい「光老化の対策」についてお伝えしていきますので、楽しみにしていてください
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では、今週も皆さんがHAPPYに過ごせますように
今回も見ていただいて誠にありがとうございました。
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